北海道遠征

2011JAN 20-26

(6年ぶりの北海道でお友達に遊んでもらた。)

お山に入ったのは,

  • 22日(土)羊蹄山,
  • 23日(日)余市岳,
  • 24日(月)富良野岳ネ。

他は移動日。

この度も北海道のお友達に一緒に遊んでもらえたり情報もらえたり,なんかまたすんごく良くしてもらっちゃって嬉しかったですワ。んでもハイクアップで遅れをとって光逃したり,ガスに阻まれたりであんま写真撮れてないのが申し訳ないんですが…。

羊蹄山

24日はお天気的に(つか,ワタクシ体力的にも)期待できない日だったはずが,フタを開けてみりゃ好天に恵まれ,景色だけはいっぱい撮れたりしました。

富良野岳

ところで,こんだけ年月経っちゃうと遠方に引っ越された方々もいたりして…また別の機会に土産もって伺いますネ(yasuyoさぁ〜ん,きのこ王国で喜久福みんなで食っちまったヨ)。

2011.1.20

仙台港出港,苫小牧へ

東北は長いこと冬型が決まりまくって山にも入りづらいからてわけでもないけど,北海道に渡ってみることにしました。

2005年に遊んでもらった北海道のみなさんともご無沙汰で,久しぶりに会いたいなぁ〜と。

同行は前回も一緒だったabeくん。

港近くの牛丼チェーン店で夕飯を済ませ,つまみ・酒・朝食などを買い込んで仙台港19:40発の太平洋フェリー。

ネット予約で乗船名簿やら車の情報など入力すれば,当日の乗船手続きが簡単とあったのに,受付で結局全部書かされた。なんで?

サイナラ仙台

今回は我が社の軽1BOXで車中泊の旅。

羊蹄,ニセコ界隈,余市,富良野あたり,あわよくば道東方面もとぼんやりイメージしながら,まぁ現地のお友達の意向やお天気を見ながら行き当たりばったり。

往きの船内でいろいろ相談しようと思ってたら,苫小牧到着前まで続いた結構な揺れにやられ,ほとんど床に伏してました。やっぱどんなに船がデカくても,この揺れは全然ダメだ。

▲目次へ

2011.1.21

苫小牧-羊蹄山麓,移動だけ

苫小牧港-京極

太平洋フェリーの苫小牧港着は11時。

相変わらずつるりんとした山肌の樽前山を左手に見ながら向かったのは,半日でやれるお山てことで前回6年前同様(通称)オコタンペ山。

こおぉ〜んなに直線長かったっけかぁーと思うほどの支笏湖への道の脇には,うっす〜い積雪。

支笏湖畔,北岸の山肌,南面は地面が見えてる。来んの早すぎたかしら。進行方向,恵庭岳上部はガスの中。

しばらく続いた北岸の道が湖から離れて標高を上げ始めると,それなりの積雪。

で,たどり着いたオコタンペ湖への交差点。

冬季閉鎖ゲート前に工事車両ぽい車が一台。登山なんですがとたずねたら「工事中で入れないんです」と。

わぁこりゃ支笏湖観光だネと引き返す。

支笏湖温泉,ビジターセンターあたりをうろうろ。支笏湖,樽前,不風死,恵庭あたりの成り立ちに「ほぉ〜…」。

近くの川畔に氷の彫刻が♪と思って近づいてみたら,なんか工事中で。

水を噴霧して育ててます

温泉街をぷらぷらするも,平日の昼間に賑わいはあるはずもなく。

支笏湖南岸を回って西へ。西日は失せると急に降雪強く。

道の駅「フォーレスト276大滝」のピアノの便所に寄り道。

平日とは言えあまりに閑散,なんだか寂しい。

きのこ汁(100円)。レストハウス内,我々二人だけ。

車を出そうと思ったら,隣にでっかく「きのこ王国」?

寄ってみたらとっても賑わってる。テンション上がる感じです。てか,上がる。初めからコッチ来ても良かったかも。

他にもでっかいきのこソーセージがウマそうだった

道の駅は便所(前)のピアノ以外に売り物が…。

はて,その後は一路羊蹄山麓へ。

「おぉ尻別…」と言いたい喜茂別手前。山はすっぽり雲の中。

今宵はニセコ駅周辺か,真狩界隈か,或いは京極温泉か…行き先を決めあぐねていたが,喜茂別を京極方面に折れた。

京極温泉が道の駅に至近だし,向かいにコンビニもあって車中泊に好適かなぁと。

つうわけで温泉(600円)。これで21時の閉館までねばる。

畳の大広間でTVも観られるし,食堂も売店もあって快適。

生ビール450円もありますヨ。それより自販機の第3のビールが160円と,わりと良心的。食堂の100円おつまみ。

閉館後は大至急車に戻ってシュラフへ。

さすがに軽1BOXに大人二人は狭いよ。つか,いびき。先に寝たもん勝ち。

▲目次へ

2011.1.22

羊蹄山

下山後は喜茂別のきのこ王国で反省会。

翌日も一部の方々と一緒に山で遊んでもらうことにして解散。

この度もありがとーサイナラ〜。

さて,京極温泉の具合がヨイことは昨晩確認済みだし,ほかを当たって冒険してみるのもメンドくさくなってきたので,結局今宵も京極温泉。

その前に,前日気になってた温泉向かいのローソン隣接のそば屋。覗いてみたらとっても良さげ。

天ぷらやらなんやら(何食ったか忘れた)と締めのそば。んまかったですヨ。ビールも酒も有ります。

んで温泉。

土曜だというのにスカスカで快適だ。んでももっと儲かってもらわんと。

マッタリ21時まで大広間で伸びてから車に戻り,大至急シュラフへ。

abeくん,持ち込んだベンチの寝心地が悪いのか,ドスン,ドスンと寝返り。車を揺すぶってうるさい。寝れん。

なんだか星空の月夜。キンキンに冷えてきた。

▲目次へ

2011.1.23

余市岳

翌24日に考えていたのは富良野岳。

北海道のお友達から現地までの道路情報やら宿情報やらいただいて,札幌素通りてのももったいないなと後ろ髪引かれながら,札樽自動車道から道央自動車道。

日の暮れた高速でビュンビュン追いぬかれながら滝川IC。

さすがに高速道の路面はウェットだったが,下に降りれば終始圧雪路。ケツをぷりんぷりん振りながらR38を富良野へ。

さらにR237を上富良野へ。ここだけ路面ドライで一安心。

目的は事前にWEBで調べてた富良野岳登山口に近い2600円(+暖房料150円/泊)自炊の宿。

車中泊でも寒さは問題なさそうだけど,abeくんとの早寝合戦に敗れて寝不足になるのはもうイイ,てのと,お友達のお薦めもありまして。そんなわけです。

上富良野のスーパーで食材調達。いくつも有りますね,スーパーは。

買出しも済ませてぷりぷりと山へ。

到着した「吹上温泉保養センター白銀荘」。WEBでもなんか良さげだなぁとは思ってたが,実際のところ抜群に良いデス。何が良いかは行ってみそ。

ひなびた温泉の自炊部とは全く目的が違うようで,もっぱら登山客のベース。部屋はスキーヤーズベッドてな感じの2段ベッド。

もうとりあえず明日の山なんて頭に無くって,温泉入ってメシ食って酒のんで寝たーい。と,まずは風呂。

カランもシャワーも,脱衣所にはドライヤーもある普通に快適な風呂です。露天風呂は寒くてすぐに退散した(いや,お湯は暖かいですヨ)。

風呂でマッタリしすぎて,あがる頃には消灯時間。

こっそり炊事室(ガスは50円/20分)で鍋をつつき,酒のんで気持ちよくなってオヤスミナサイ。めちゃ快適。

▲目次へ

2011.1.24

富良野岳

ベベルイ沢

下山後は買出しのため,一旦上富良野へ。ちと距離はあるものの,東北の山みたいに山岳道路じゃないのが楽チンです。スーパーで鍋と酒。今晩は時間に余裕があるので,酒はやや多めに。

白銀荘に戻り,乾燥室(があるのですヨ)に道具放りこんで,ゆぅ〜っくり風呂。

さっぱりしたとこでメシと酒。

3日間滑りもバッチリで言う事ないな。

▲目次へ

2011.1.25

富良野→苫小牧港,帰るだけ

チェックアウトぎりまでマッタリして宿を出る。ありがとう。快適だったヨ。

今日は帰るだけ。

R237をひたすら南下。終始路面ドライで快適。

平取の牛肉が売りらしい洋食屋の看板に惹かれて昼飯。

日替わりランチのハンバーグがウマそうだった(abeくんが注文)が,「おすすめ!」に釣られて牛たたき丼にしたら,大至急解凍したみたいなペラペラの残念な肉が数枚。abeくんのハンバーグがまた美味かったりして,いちいちショックを受ける。仙台に帰ったら大至急モスに行こうと思った。

途中,道道を挟んでR235を苫小牧へ。

とっても快適な道路。周りの雪もほとんど無く,何の問題もない。

ツアーを通じて思ったけど,北海道は降った雪が融けない代わり,量自体は少ないんだネ。

苫小牧港の乗船手続きまで時間もたっぷり。苫小牧市内をぐるぐる。

その後港で乗船。

沖に出て揺れると風呂どころでなくなるので,出発前に済ませる。

この日の船は沖に出ても揺れは最小限。

メシ食ったり,ラウンジでヘタッピなねーちゃんの歌聴いたり,サッカー見て熱くなったりして,深夜まで快適に過ごせたが,ぺろぺろに酔ったおっちゃんが間違ってウチの部屋に来て大いびきかいてたのは誤算だった。

▲目次へ

2011.1.26

帰仙

仙台港着。

どろどろになった車を洗い,abeくんを職場に送り届けてオシマイ。

船旅はのんびりできて良いです。

また行きたーい。

▲目次へ