以東岳

ここからすぐの池のほとりへ寄り道。

浅瀬の水の色と対岸にそびえる1446峰。

登山道に戻り，池のほとりを大鳥小屋までおよそ1/3周。

想像していたのは木道ぽくぽく，な感じの穏やかな散策路。

実際は両手も活躍する起伏の激しさと，足を滑らせればたちまち大鳥池落下，な戦々恐々の道。

こんな池畔の道に一汗かいて大鳥小屋へ。

小屋前の水道からあふれ出る水をがぶ飲みして大休止。

下は風も弱くうららかです。

そういえば大鳥小屋の様子を見ておきたいな，と扉に手をかけようとしたら，日当たりの良いガラス戸にびっしりカメムシの大群。びくっと手を引いて退散。

休憩後は大鳥池下の急坂の降りに精を出す。

ずるずる滑りやすいショートカット道を利用してあっという間に七ツ滝沢の吊り橋に。

本格的な下山はここまでで，以降ゆるゆる渓谷ハイク。

ここの光は午前中の方が良い気がする。

何組かのハイカーとすれ違ったが，いずれも渓谷の紅葉狩りが目的のよう。

それだけでも充分過ぎるほどすんごい所です。

往路よりカットは少ないはずだが，やけに長く感じる渓谷の道。

対岸に見えるデカイ残雪の塊を過ぎると間もなく泡滝ダム到着。