濃密の日々 -5- アンニュイな渡航

2005.3.26

室蘭のコインランドリーでご執心
室蘭港(乗る前に飲む)

2005.3.7

昨日より確実に進んだ「ヨボ病」を癒すべく,下山後はすぐそばの京極温泉へ。

平日の昼間にもかかわらず,わりと混みあっているのはなんで?

小ぎれいな温泉施設で贅沢に無駄な時間をゆるゆる過ごさせていただく。

ちと世間から遠のいて久しいぞ,と新聞を読み漁るが,とくに興味をひくような話題もなく…なぜか北海道に来るとガラナを飲んでしまう(^^ゞ

焦点の定まらない目でぼんやりテレビの方を眺めながら相当マッタリしたのち,温泉をあとに。


深夜の船便が出る室蘭へ向かって南下。

当初の目的を完遂できた充実感と,人と雪に恵まれたお山をあとにする名残惜しさね…アンニュイなドライブ。

とりあえず洗濯物もたまった。

室蘭に達するまでにコインランドリーを見つけようと,途中,洞爺湖温泉の観光案内所で教えていただいた場所に行ってみたが,休業中。まぁ別にいいけど。

海沿いに出たあとは室蘭まで国道をなぞるだけ。

初めて訪れた室蘭は…湾をまたぐでっかい橋やら,高速道路然とした立派な高架の道路やら,やたら道が発達していて,移動は快適。

さて,室蘭の出港時刻までは時間がたっぷり。

んで,ここで済ませたかった用事は…

  1. 洗濯物をやっつける。
  2. 当サイトへの営利目的書込みをやっつける。
  3. 出港まで飲む(^^ゞ

港近くの観光案内所でコインランドリーを尋ね,旧市街?でこれをやっつけた。よし。

続いて,ここより市街地の発達した東室蘭へ移動。

これも観光案内所で教えていただいたインターネットカフェ(マンガ喫茶)へ。

観光案内所では数店案内していただいたが,「ここはちょっと古くて汚い…こっちは新しくてきれい!」と,かなりぶっちゃけた案内をしていただいたので,ここは迷わず新しくてきれいな方に。

んで,会員登録は必須らしいのでやむなく…。

記載した住所を見た店員さん,「…是非,またのお越しを」。

幸い,いかがわしい書込みは無し。

ついでにさなさんとこにお邪魔して落書きした後,天気をチェック。う〜ん…ん?…ん〜。


港に戻って車を置いた後,どっか飲み屋へと考えていたが,わりと港から街が遠いのと,港の建物(←新しくてきれいで立派!)に入ってた飲食店でも悪くなさそうだったから,めんどくさくなって街に出かけるのはやめといた。

がっつり食えそうなボリュームのある定食風のヤツにやっこや刺身など数点とビールでabe君と乾杯!道内の運転オツカレサマ〜(結局運転はすべてabe君)。イカ刺が旨いといたく感激していた。

すっかり食欲が満たされたところで待合ロビーへ。

出港までまだまだ時間はあるが,雑誌を読むかテレビを見ているかぐらいしかやることもなく,ガラガラのベンチに半分くずれかけながらもたれて水戸黄門を見た。

普段見ることの無いこの番組だが,相変わらず最後にババーンと解決する明瞭さが気持ちいい。

どんどん姿勢が崩れてうとうとしているうちに,やっと出港時刻が迫ってきた。

んで,案内にしたがって船内へ。

往きの船と違って,なんともせつない雰囲気に満たされている。寝てるうちに着くから別に構わないけど。

往きの教訓でエアマットを持ち込むが,なんと毛布は有料貸し出し(-"-)…幸い暖房がかなり強烈なので上着をかけているだけで充分ではあった。さっさと寝ちまおう。


2005.3.8

翌朝到着した青森港の天気は…重そうな色の雲に覆われた空からは,これまた重そうなみぞれがビシャビシャと落ちてくる(テンション↓)。

ともかく国道を辿って弘前経由岩木山へ。

北海道ですっかり満たされていたことと,この天気とで,正直今日はさくっと温泉につかって帰仙でも…と超弱気。

いやいや,岩木山なんて滅多にこれねーんだ。ドカンと一発締めて帰らねば!

弘前手前で始まった朝の渋滞を嫌い,早々に岩木山方面へ折れる。

わりと細い道を第6感ナビで岩木山麓へ。

トリップを締めるに相応しい山行は…?