濃密の日々 -3- 美食アカデミー
2005.3.15



2005.3.5
たらりんと楽しめたオコタンペ山をあとにして国道を一路札幌へ。
この夜だけは室蘭・青森間の船代とセットになった格安宿泊プランを利用して札幌市内のビジネス(?)ホテル泊,朝食付き(←使わねべな)
不慣れな異国の地のドライブも,ほぼ完璧なワタクシの第6感ナビと,細かいことは気にしないイケイケabe運転で難なくホテルへ。
ここでのシャワー中,山中ではなんともなかった船の揺れがよみがえり,頭をごしごしやっている間中,荒波にもまれっぱなしであった。
一息ついたところでぺんぺん・さなさんへ連絡すると「北○西○」の住所指定が…むむ,まず基点と法則を理解せねば。
abe君持参のnotePCに入ってる住宅地図で検索,検索…ふんふん多分このへんだべ。
了解!と返信しようとしたら「○○駅まで迎えに行きますヨ」と,ありがたい追伸。
多分この駅,○○線のことに違いない!と見当をつけ,仙台美食土産を携えいざ夜の札幌へ繰り出す。
さて,仙台よりはるかに寒いこの地を歩くには,(酔いつぶれて行き倒れてもいいように)冬季山行並みの服装が必要であろうと真面目に考えていたが,街行く人の格好があんまり普通なんで,やめといた(←あほ)。
して,駅へ。
電車に揺られること数分で目的の駅に到着し,駅を出てぐるんぐるん辺りを見回すがまったく見つけられん。
ヘルプコールでまったく見当違いなところを探していたことが分かった。
そしてさなさんとご対面。
感心するくらいよく笑う方だ。運転中もずっと笑ってた(笑)歓迎が身ニシミルワ…。
ちなみに運転はパワフル。
アカデミー会場のY棒さん宅に到着(←お洒落なウチだった)
ドーモ〜ハジメマシテm(__)m
皆さん,どこの馬の骨か知れない初対面の我々を躊躇無く迎え入れてくださる…ウツワガデカイ。
ほとんどの皆さんが拝見したことのあるHPを持っていらっしゃる方(たかさん,Y棒さん,次元さん)であったから,おおmこの人が!といちいち感動。こちらの呑み込みも早い。
アカデミー開講までは若干の時間がある模様。
ならば善は急げ,携えてきた仙台美食土産を繰り出して先手を打つと,これのリアクションのでかいこと(yasuyoさんのは特筆)…ちと奮発してきて良かったわ〜。
間もなくアカデミー開講。
白身の魚とホッキ,ツブ,エビなどの刺身が盛られた皿が鍋と一緒にすえられる。
この白身の魚は?…メヌケ(コチラではメヌキと言うらしい)だそうな。
高級魚だよね?メインはこのメヌキの鍋と刺身!ツブもホッキもウマソー!(ヤバイナ,酒ガススムジャナイ)
うれしいうれしいクラシックで乾杯。
オセワニナリマス。
早速メヌキの刺身に手をつける。
真っ白な身を醤油につけた瞬間にさっと表面に広がった脂に感動。
ぷりんとした歯ごたえの白身は脂がのってるのに淡白でお上品。んめ〜。
希少な食材に興奮を隠せない。
そして鍋。
VIPなおわんに苦戦しながら熱々をいただく。
魚ってウメーナ〜ウメーナ〜シアワセモンダナ〜。
メヌキの旨味たっぷりでまたしょっぱくないのがウレシイ。
abe君厳選の「浦霞」生酒を開けると,これまたでかいリアクション…なかでもたかさんがそれはもう,うれしそ〜に,うまそ〜に飲むもんでコッチも楽しくって。黒松内ばんざーい。
みんなのマスコット的存在(?)の次元さんは,みんなにいじられまくって楽しそう。
さて,酒も進めばモヨオシタクナルのが自然の摂理。
近いタイミングで先にabe君がトイレに…そして間もなく,彼がY棒邸トイレマジックにハマるのを目の当たりにすることになってしまった。
リビングに映し出されたヘルプサインに拍手喝さい。
一緒にウケながらも今そこにある危機に冷や汗一滴。こりゃ丸見えぐらい恥ずかしいな…。
もじもじしながら平静を装うも(?)我慢も限界^^;
abe君が戻って間もなくワタクシも…。
ふんふんなるほど,酔っても沈着冷静なワタクシ,マジックを回避。…したものの後悔先に立たず,肩を透かしたのは間違いない。
宴は続く。
カニが出てきた!カニだ!カニ味噌だ!いつの間にか浦霞が空いて違う酒になってた(^^ゞ
んま〜い。あ〜落ちてく…。だんだん歳を追うごとに飲酒中の記憶が残んねくなって来たよな気がすんだよな…はぁ〜,んめ(^・^)
四合びん片手にうれしそうなyasuyoさん,立ち上がってこれをかざしながら盛んに何かを言っていた(ような気がする)が,どんな場面だったか思い出せない。写真は残っている。
Y棒さんは酒が入っても顔に出ない?彼がいれば(他が撃沈しようと)ひとまず安心,みたいな空気を持っている。
して,やっぱさなさんはサイトの印象どおりお姉さん的存在ですな!
事実誤認があったらゴメンナサイ。
ワタクシャもうこの時点で前後不覚,へろへろです。
あんまり居心地いいんでゆるゆるになっていたが,ふと時計を見るともはや夜半近い(ような気がした)。
そういえば明日があるのだ大本命!なんだか自分でもよくワカラナイご挨拶をしてY棒さん宅を後に…おもせがったな。
ご馳走様そしてありがとう。
まだ電車が走っている時間帯ではあったはずだが,酔い覚ましに歩いて帰ることにした(んだと思う)。
今ひとつどこ歩いてんだかよくわからないが,この方向に間違いないと確信をもって歩き続けている。
時折りabe君が駆け出し,「待ってけろ」と追いかけていたら,いつの間にか時計台前。
「abe君,そこさ立って。ちょっと止まっててけろ」(←記録)
再び駆け出すabe君,「寒い,寒い」を連発。
「よし,んじゃコンビニ行こう!」
酔いがさめたのでビールを買い込む(←何のための酔い覚ましだ)。
再び小走りでホテルへ。
そして迎え酒(?)
ん〜濃密な札幌の夜…頭イテ。