尾瀬(前編)

2007.8.16

8/18の檜枝岐歌舞伎に合わせた「ついで」山行は,またまた尾瀬ヶ原三日間(16-18)。

前日(15日)夕刻に仙台を出発。

とろとろ下道を辿ることおよそ6時間,夜半に桧枝岐村,御池駐車場入りでそのまま車中泊。

標高約1500mのここは相変わらず寒くてシュラフが快適。

翌朝は快晴。

御池からバス,4:30a.m.の始発便で沼山峠へ。

昨日,来る道すがら確認した檜枝岐キリンテ地区の賑わい具合から,コチラの入山者数も例外ではあるまいとの懸念も杞憂に終わる静かな山歩きスタート。

4:55

沼山峠休憩所

(約1700)

やや湿った朝の空気のよどむ林間,木道の階段をどんどん上がると沼山峠。

尾瀬沼方面,尾瀬特有の朝霧はさほど濃く無い感じでちと残念。

5:20

沼山峠

(1781)

峠を下り始めると,木道脇に咲くツリガネニンジンやらワレモコウやらリンドウやらなんやらに目を奪われ急激にペースダウン。

朝霧が上がる前に沼畔に着きたかったが,結局大江湿原に降りる頃にはほとんど上がってしまった。

5:45

大江湿原入り口

(約1690)

陽が差し込み始めた湿原は,朝霧が残した露がきらきら。被写体も多く,ほっとんど前さ進まね。

例年なら元気なコオニユリがほとんど無し。ワレモコウはやたらと多い。

沢沿いのマルバダケブキ,湿原のサワギキョウ,ミズギクなんかはなかなか派手に群生してる。

朝霧も失せた頃,ようやく沼畔へ。

7:15

尾瀬沼東岸・長蔵小屋前

(約1660)

ビジターセンター界隈は非常に閑散としていい感じだ。

長蔵小屋前の沼畔でまったり休憩。

大江湿原にサギが2羽。あの動きは見ていて飽きないな。

7:55

尾瀬沼東岸発

沼北岸を辿って沼尻へ。

浅湖湿原は遠目にサワギキョウの群生が鮮やかだが,木道沿いは寂しい。

林間が続く道は適度に陽射しがさえぎられて快適。

サギは浅湖湿原,沼尻平にもいて,その端正な姿に似つかわしくない「ぎゃあっ,ぎゃあっ」て鳴き声がワイルドでよろしい。