濃密の日々 -1- 仙台港出港
2005.3.9

2005.3.4
年に一度の北海道。
現地で制約なく動けて且つ経済的なのは…と,様々なパターンの中からたどり着いたのがフェリーでの車持込み。
一人じゃお高い車の料金も,abe君が加わって負担軽減(アリガトサン)。
しかし片道15時間弱の航海を往復やるのは時間的に少々もったいない。
そこでさらに頭をもうひとひねり,abe案→帰りに室蘭から青森に渡る深夜便(所要およそ7時間)なら,翌朝から青森のお山で全日遊んで,あとは自由に高速ぶっ飛ばして帰れるぞ,と。
つまり,こうだ。
- 3/4(金)夜,仙台港発
- 3/5(土)昼前,苫小牧港着で,半日お山
- 3/6(日)全日お山
- 3/7(月)全日お山で,深夜,室蘭港出港
- 3/8(火)早朝青森港着で,全日お山,夜東北道で帰仙
ハードでナイスだ。
初日土曜は移動若しくは支笏湖畔のお山かな…。
して,本命は羊蹄山。
幸いなことに日曜はぺんぺんのさなさんとご一緒できることになった。もう思い残すことは無い。
月曜はニセコ連山のいずれか,はたまた羊蹄2連荘。
火曜日の青森はもう,はなから岩木山しか眼中になし!
こんな感じだ。ふんふん。
3/4(金)
待ちわびたこの日,本州南岸の低気圧が発達しながら三陸沖へ…仙台も恐らく今冬一番の大雪ぽい。
雪自体は船には影響ないだろうが,そう,一発船酔いのワタクシ,海上警報が気になってしょうがない。
仕事の合間にチェック,チェック…。
それが,こうだ。
- 風警報
- 強風警報
- 暴風警報 ← あたり
- 台風警報
発令されているのは「3 暴風警報」
むむ。台風よりマシって(T_T)
仕事をスパッと切り上げ,abe君に拾ってもらった後,郊外のラーメン屋で夕飯をババッと済ませ,abe君からいただいた,曰く「効果テキメン(←病は気から)」の酔い止めを口に放り込んで仙台港へ。
大雪のためか市内各所で道路が渋滞。
搭乗手続き時間ギリギリでハラハラドキドキ。こんなことでトキメかなくてもいい。
ギリギリで搭乗手続き後船内へ。
でかくて立派な船ですな…。
20:00の出港までおよそ1時間,船内をうろうろ見物し,売店で缶ビール2缶。酔う前に酔う!基本である(うそ)。
ビンボー船室に入ってお山の地形図を広げ,早速abe君と乾杯!…と,テンションを上げて行きたいところであるが,停泊中の微妙な揺れに一進一退。負けねーぞとビールをあおる(←いいのか?これで)
出港後,外洋に出るとそれはもう激しい揺れ(←大げさ)に脳が揺さぶられ,これがまた極度の二日酔いの症状と似ていていただけない。
それでもabe薬のおかげで吐き気をもよおすには至らない,感謝感謝。
とはいえ,さっさと寝ちまうのが吉。
おやすみなさーい…つーか床が固くて腰イタイ。
エアマット持ってくればよかった…。