TOP雑感>2005.1.1
2005 JAN 1
年末けちけちトリップin弘前:序章

焼走り溶岩流から仰ぐ岩手山東斜面
 せっかくのまとまった休みなので,かねてから訪れたかったお山,岩木山へ。仙台から弘前まで超気合の全線下道けちけちトリップ。
 12/29(水)仙台を朝9時に発ちR4を北上。宮城を出るまでは順調に流れていたが,岩手に入る頃からなぜかペースダウン(理由不明)。その後の降雪と相まってところどころ渋滞。結局盛岡まで6時間ほどを要した。やっぱ日中の移動はダメだね。
 残りの行程を翌未明にこなすことにして,今シーズンから年間を通じて入山規制が解かれた岩手山麓の偵察に切替えた。盛岡を抜けて西根から岩手山東山麓の焼け走りへ(「いこいの村岩手」の方からは通行止めで行けない事を知らず,大更の方から登り直した)。

 焼け走りの登山口付近は寒さこそ北東北のそれであるが,積雪はさらっとのってる程度。はて,この溶岩流は積雪で埋まるんでしょか?
 んで,この空模様なのに意外や山頂まで見えていた。
 山頂から第1,2噴出口跡の南側へ延びる特大でフラットなオープンバーン以外の樹林帯は,この小雪で滑走可能か謎である。
 ちなみにこのオープン,外輪東端がおよそ1950だが,このあたりは砂礫が白く凍りついただけの様子で,滑れそうな積雪はおよそ1800以下(この付近もアイスバーンかも)からと思われる。下限はおよそ1000あたり?以下樹林帯となるが,下部は自衛隊演習場につき,オープンを最後までいただくと北に大きく横移動若しくは登り返しが必要。それから,およそ570の登山口から750くらいまでは斜度が緩くて,トレースが無いとほとんど滑らないんじゃないかな…と,思った。
 焼け走り溶岩流の中をカメラ片手にうろうろしていたら間もなくお山はすべてすっぽりと雲の中に。タイミングよく目視できてよかった。
 ここ焼け走りには日帰り入浴(温泉)施設が通年営業していて,登山のベースとしては申し分なさそう。
 なお,視界のあった時点で,北には八幡平スキー場のある大黒森から西に茶臼岳までよく見えたが,未だヤブが埋まりきっていない印象。

 その後,東八幡平へ移動し今晩の食料の確保。なんとか市場のデカイ駐車場で車中泊し,翌未明2時に出発。ここから先は本格降雪と低温で圧雪の道路。ずるずるドリフトしながら真夜中のがらがらの道を疾走し,R282−R7とつないで弘前へ…。

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