姥ヶ岳(姥沢)前編

2007.1.21

IDEHA「初心者の為のバックカントリーツアー」に同行。

志津はほぼ無風の快晴,五色沼から姥&湯殿の両雄がくっきり望める。

はなから上着の要らない暖かさはちと残念ながら,タイトルには相応しい絶好の山行日和。

ツアー参加者7名+IDEHA+清水屋の和さん+ワタクシの総勢10名で清水屋さん出発。

六十里越街道から姥沢への分岐付近,積雪はまだまだ。看板に手が届くまでに寒波2-3発分の降雪を要す?んでも今年は一発が弱いし。

既に多くの入山者のトレースがあり,有効に利用させていただく。

道路をそれて山に入ると,そこはやはり細かな地形の埋まりきらない少雪。未だヤブも元気な様子だが,そこは月山。そもそもの積雪量が多いこともあって,他の山域に比べれば生えてるヤブ自体少なめ(?)。樹間も広く,歩くには支障ない。

危ねのは沢状。一見埋まって見えても明瞭な窪みは避けてネ。深い落とし穴が散見された。

さんさんと照りつける太陽がまったく3月下旬の様相。

振り返ると美しい赤見堂岳から南に連なる朝日連峰がくっきり。この眺めは好きだな。

下部の細かい地形をこなせば,以降広く見通しの良いブナ林のハイク。月山エリアのこの空間が好きだ。包容力がある。吹雪いてても。

何度か休憩を挟みながら姥沢直下の弁当広場へ。地形図にゃ載ってませんよ。こんな名前。

姥沢下のボウルを滑ると行き着く広場で,弁当喰らいながら上から滑ってくる人を眺むるに最適。んだから勝手にそう言ってます。

ここで積雪層観察後,姥沢への最後のハイク。

ここもヤブ多目。