月山・後編
2006.6.18
一旦雪渓に出てわずかに上げたところで再び夏道,鍛冶月光の登り。
この登山道の中にもいつもの通り,踏まずに歩くのが困難なほどのミヤマキンバイの群生。
10:55
山頂台地
(約1970)
鍛冶小屋跡を過ぎて間もなく芭蕉句碑のある山頂台地へ。
ほぼハクサンイチゲで覆われるここ山頂台地,クロユリはまだ時季が早かったのか数輪咲いているのが確認できただけであった。
ガスに煙る山頂には向かわず大雪城へ。
11:15
大雪城上端
(約1950)
少々の降りで広大な雪渓へ降り立つ。
ガスが通っては抜けを繰り返しているが,視界は充分に確保されている。
目論見どおり縦溝は皆無であったが,何だかとっても硬いスップン(←関西風)カットな雪面…。
まあとりあえずやるかと,緩く広い大雪城を落としていく。
しっかしどこまで落としても硬い硬いスプーンカットのバイブレーション。
ところどころに岩手山焼走り噴出孔のミニチュアみたいな形状の氷雪の盛り上がりがあって,これに乗っかるとはじかれてタイヘン。
こいなのってナジョに形成されんだべ?
清川小屋の視認できる急斜面上部に達したところで,こりゃダメだと終了。
登り返すことにした。
11:45
打ち止め
(約1610)
12:15
登り返し
(約1610)
若干の休憩後,登り始めた途端にガスに包まれる。涼しいのでまあいい。
山頂が近づいてきたところで,ぶわっと青空。
山頂を越えて俯瞰する朝日連峰方面がキレイかもねと喜んだのもつかの間,
山頂に達する頃には再びガスの中。
13:45
山頂台地
(約1970)
14:10
牛首
(約1690)
鍛冶月光を降って牛首の雪渓に出るも状況は変わらず。
しばらくガスが抜けるのを待つことに。暇つぶしに?パンを食う。
登山者がガスの中降りていくのを眺めながらモグモグしていたら,不意にガスが抜け加減に。
14:45
牛首
(約1690)
んではと,ドロップ。
牛首上部の雪面が一番マシだったかしら?
その後牛首下部から姥ヶ岳東面下部まで縦溝バイブレーションのトラバースをこなし,スキー場側へハイクアップ。
15:15
リフト上駅
(約1510)
スキー場沢コースを落として終了。
この日はスキー場が一番滑りやすかったわ。
15:30
姥沢
(約1160)