八幡平・茶臼岳
2004.3.20
粉を求めてやや遠方へのトリップ,八幡平は茶臼岳へ。
同行はtoco氏とyodoちゃん。
予報では両日とも悪くなく,日曜は好天が期待できる。
裏を返せば,降雪無い=粉も無い?
往きの高速道の車中では,同行両名ともに二日間の好天を期待しているようだが,初日は雪で構わない。明朝ピーカンの下,粉をいただければ。今日のうちに腐って欲しくない。
9:00
アスピーテライン終点
到着した八幡平スキー場の天候は,ガスがかかったり取れたり。
アスピーテライン終点,駐車場に車を停めてゲレンデへ。
9:45
大黒森山頂
中間リフトから2回分のリフト券でたどり着いたゲレンデトップは…なかなかに穏やかな天気で,粉は微妙。
大黒森山頂から西には茶臼岳も望める。見通せたのは初めて。
切り開きを茶臼岳に向けて歩き始める。固い雪面。
恵比寿森との鞍部までの降りでたくさんのスキーヤーに抜かれ,鞍部でシールをつけたりしているところを抜き返し。
風も弱く,登りにさしかかるとyodoちゃんが大汗をかいている。
でも,去年のつぼ足に比べりゃマシだよね,yodoちゃん。
10:10
恵比寿森山頂
ゆっくりしたペースで恵比寿森topにあがると,茶臼岳がだいぶ近くに見えてきた。
東側には粉が吹きだまっているように見える。
曇り空ながら見通しは良い。
日差しが弱いおかげで,しばらく雪は腐らないだろう。
10:30
茶臼山荘
ゆるゆると茶臼岳への道を詰め,間もなく山頂手前の茶臼山荘へ。
まずは小屋下の斜面を林の中まで。
ここは横幅が広いのでドロップポイントと滑走ラインには困らない。
まだ誰も入ってない面の上で板をつけ,早速今日の1本目!
ところどころアイスバーンが覗いているが,概ね風に運ばれた粉がのってて悪くない。
続いてtoco氏,yodoちゃんの順で。
あまりノートラックにこだわりが無いのか?ワタクシのラインをクロスしながら降りてくる。
まぁ,そこそこスプレーも上がって気持ちよさげ。
林の中まで滑り込んで1本目終了。小屋へ登り返す。
大汗かきのyodoちゃん,つらそう!
この頃から次第に降雪が。
11:35
茶臼山荘
時間も昼近く,小屋でメシ。
小屋の中はスキーヤーやボーダー10人ほどで大賑わい。
小屋泊まりでお出かけ中の方のマットやシュラフが敷きっぱなしでスペースをとられている。
多くの人がラーメンをすすって。定番。
同行の二人も漏れなく。
加えて,yodoちゃんはコンビニ弁当を持ってきてた!シアワセそう。
厳冬期には凍って食えない類(笑)
12:20
茶臼山荘出発
腹も満たされ出発,山頂へ。
12:30
茶臼岳山頂
遠くの景色は見えないな〜残念。
板をつけ,去年良さそうだった山頂西側に回ってみる…が,全面アイスバーン。
南面の尾根にトラバースして東側に回りこむと,フワッと粉の吹きだまり!調子に乗って飛ばしていたら突然アイシーに…雪面にはじかれる。
このまま前山の東側をトラバース。
途中でスノーシューに履き替えて前山に登り返す。
13:00
前山山頂直下
山頂から東側の1枚バーンに出て,toco氏からドロップ。
ここにも粉がたまってた。
続いてワタクシ,yodoちゃんの順。いい感触。
下部緩斜面から右側の沢に思いっきり滑り込んで(ていうか落っこちてって感じに近い),少しずつ左側の尾根にトラバース。
恵比須沢へ落ちる急斜面に出て,toco氏から。
すぐに姿が見えなくなり,少しして沢底に姿が見えた。
続いてワタクシ,yodoちゃん。
この辺りまで落とすと,雪は重い。
急斜面にほとんど粉はついておらず,ザラメに近い。
エッジが抜けたりはしないので,然程悪くはない。落ちてく感じはなかなかスリリング。
toco氏はこの面が気に入ったようで,「もっかい行ってくる!」と登り始めた。
じゃあワタクシは対岸に上がって撮影。
ドロップ。
やっぱほとんど落ちてる感じだ。
13:45
アスピーテライン終点
だらだらの恵比須沢を下り,アスピーテラインに出るとすぐに終点。
今日のところはこの辺で。
この降雪が明朝まで続いてくれることを願って。