TOP雑感>2005.2.6
2005 FEB 6
Nostalgic Sunday 赤倉温泉スキー場

ゲレンデベースのロッジ


ドキドキのリフト上


GENTEM乗り


チロルのジンギスカン


鳴子温泉「滝の湯」
 ここんとこしばらく降雪が続いて,山形は各地方とも軒並み雪崩注意報発令のこの週末。寒気も強烈なヤツが抜けたとはいえ,未だ冬型がキマッたまま。お山に入るのはやめとこう。
 代わりにスキー場に行ってみた。スキー場目的でスキー場さ行くなんて何年ぶりだべな?選んだのは山形県最上町の赤倉温泉スキー場。
 かの海和俊宏氏を輩出したこのスキー場は,小振りながら緩急に富んだバランスのよいコースレイアウトで,リフト券の安さもさることながら,休日でもリフト待ち時間ほとんど無しの穴場。

 んで,いつも乗ってる板じゃぁ芸が無いな…と持ってったのは,昔乗ってたアルペンスキー(ごひいきのサイト様の影響を受けたことは否めない^^;)。遠ざかってもう何年になっぺな?5〜6年か,7〜8年か?(←記憶喪失)
 そんなスキーに新鮮味を期待しつつ,ずっと眠ったままだったクソ長くて(197センチ)細ーい板を引っ張り出す。
 板はELANの大回転用(だったかな?)。ステンマルクが好きだった。
 金具はマーカーのばねのヤツ(ステップインではない)。解放値を最低にしてもちょっとやそっとじゃ外れねーぞのレース用(←いいのか?これで)。
 靴はダハシュタイン。向うずねにあたる部分の部品が片方無くなってた…。
 ポールは二束三文,得体の知れないヤツ。
 いずれも既に10年以上前のもので,唯一の心配は滑ってる最中に靴が突然パカッと割れてしまわないか…あたり。それにしても久しぶりに並べてみっと…変な色^^;(ん〜ノスタルジック)

 リフト運行開始時刻(8:30)直前に現地入り。
 駐車場がゲレンデそばにできてた。おまけにシングルリフトがペアに架け代わって,しかも2本も並んでる。むむ。儲かってるのか?国体のおかげか?
 時間までゲレンデベースあたりをうろうろしてみる。ここには大規模なレストハウス等は無く,小さなロッジ等が数軒あるのみ。ノスタルジックな風景は以前とほぼ変わらず。いずれの建物も営業開始前の軒先の雪かきに追われている。
 ワタクシお気に入りの「ヒュッテ・チロル」前では,雪かきが一段落して一息ついてたじいちゃん。ニコニコしながら「もう1週間もずっと降ってんだ!」と。
 あぁそれと,ここを過ぎたところにたいそう立派(清潔で暖か)な便所ができてた。

 さて,運行開始と同時に4時間券(2500円)を買ってリフトに乗り込む(そういえばチケットホルダーが無いことに気づいて,それも購入250円^^;)。
 リフト上から眺める限り,完璧に圧雪された部分と,幅広いゲレンデのおかげで残された未圧雪部分がきれいに分かれている。こいつは選び放題だな〜…。
 と浮かれていたのもつかの間,リフトから降りて滑り出すと2本の板が手前勝手にふらふらとぶれてまともに滑れない。すっかり横乗りの人生にはまってしまった身にこたえる,前向きのスキーの前後バランスの心もとなさね^^;(もどかし度120%)
 こりゃ深雪どころじゃねーなと何本か圧雪コースを練習。思い出せ,思い出せ…だんだん思い出してきた?ほいじゃ行ってみっか!と半分以上は食われてしまった深雪の残り物をいただきに…。
 ………。
 た,たわむれたぁ〜^^;(もどかし度150%)
 こりゃダメだ,滑り方忘れてる!圧雪バーンに絞って滑り込み。
 あ〜,んでもゲレンデトップからベースまでの国体コースは起伏があって楽しー。ここばかり集中的に滑り続け,何本滑ったかカウントが面倒になってきた頃から,圧雪バーンに限ってはだいぶ昔の滑りを思い出したか?な,感じ。
 んで,やっぱりボードほど体力を要しないことが改めて分かった。2枚か1枚かの差は果てしなくデカイ。いつまでも滑っていられそう。年取ったらやっぱスキーか?(笑)

 徐々にお客さんも増え始めると,リフト上からGENTEMを履いたボーダーを発見!何本か滑って追いついたところで,すかさずナンパを試みる。TTとDPTとMAXFORCEのこのお三方は山形各地からいらしたそうな。変なスキーヤーが話しかけてきたと思ったろうな〜(笑)とびっきりの笑顔でカメラ目線をくれました。痛み入りますm(__)m
 未圧雪部分をわしわし滑ってる彼らを見てるとウラヤマシ〜,しかしGENTEMに乗ってる方は皆,お上手でございますね,滑り。

 2時間ほど滑ったところで腹が減ってきた。お楽しみのメシは前出のチロル。
 狭い部屋の真ん中にストーブと,それを取り囲む休憩中のスキーヤー。ストーブの上には濡れたグローブ類が下げられている…ん〜ノスタルジック満開。
 注文は迷わずジンギスカン定食にビール大瓶1本ね。まだ10:30だから他のテーブルにはコーヒー程度しか載ってないなか,お構い無しに羊肉を焼き始め,ビールをぐいっと…んめ。こーゆーのは伝染しますね。瞬く間に他のお客さんもビールをやり始めた(笑)
 んで,メシ食ったらもうちょっと滑ってと…。ん〜…うすうすは覚悟していたが,やっぱり酒が入るとダメだ!今日はもうおしまい^^;
 店が混まないのをいいことに,しばらくマッタリした後撤収。怠惰な休日。これ,毎週やったら絶対太るな。
 ノスタルジック満喫の休日。

 久しぶりのスキーは,初めてボードを履いたとき,アルペンボードに転向したとき,そして再びフリースタイルに戻したときと同様なもどかしさが新鮮で楽しかったが,やっぱワタクシ,横乗ってるほうが断然楽しい。スキーはまたしばらく大事に保管しておくことにしよう。

 帰る道すがら(R47)花渕山の中腹に人影が…。閉鎖中の花渕山スキー場ベース付近の国道沿いに車が1台。そこからスキーのトレースが付いていたからその人であろう。それもありかな…と思いつつ,日当たり良好で雪は腐りやすいだろうな。

 さっぱり汗はかいてないが,鳴子温泉へ。
 温泉街に入って狭い坂道を上がっていくと共同浴場「滝の湯」へ。幸い2〜3台程度しかとめられない駐車スペースに空きあり。空きが無い場合は温泉神社の境内の駐車場になるそう。近くの売店で入浴券(150円)を購入して風呂へ。
 壁も床も浴槽も木の温もり。湯の花が舞うお湯は,先週の飯坂温泉で抗体(?)のできた体には若干ぬるめだが,長湯するにはイイ感じ。
 9種類もの泉質があるここ鳴子温泉。滝の湯は「酸性含明ばん・緑ばん・芒硝硫化水素泉」だそうですよ(自分で書いててよく分からん。詳しく聞かないでください)。
 他に共同浴場は早稲田桟敷湯と川渡温泉があるが,前者は530円と超高額(大げさ)なので,次の機会には200円の川渡かな…。
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