TOP雑感>2002.7.21
2002 JUL 21
雪のある山にはとりあえずボードを
 今年は冬から春にかけて気温が高めで雪解けが早かったのと,雨が多くて雪面に大きな溝が掘れてしまったのと,大量の黄砂が降ったので雪面がまっ黄色になってしまったことで,春の雪山はここ数年で最も悪い状態。2000年の雪よ,もう一度・・・。

 何せ,2000年は雪のつきにくい月山山頂下の西斜面ですら,すべて滑降できそうな状態(2000年5月の月山山行記録参照)だったし,同じ月に行った桧枝岐は燧ケ岳の麓,御池の駐車場でさえ壮大な雪の壁に囲まれていて,やっと駐車場半分掘り起こしたぞ!ぐらいの膨大な積雪だったのだから(分かりにくいですか?)。

 悲しかったのは2001年の4月に月山山頂小屋で遭遇したABE君が2000年5月の燧ケ岳にもボードを持って来ていて(別行動だったが日程が重なって出会ってしまった),ピーカンの天気のなか山頂を目指す彼を指をくわえて見ていることしかできなかったことと,我々(同行toco氏)は腹いせに少し斜面を登っては「足スキーだ!」(?)とか「靴スキーだ!」と言いながら普通の靴でズルズル滑って喜んでいたことと,「今度来るときは靴底をフラットにしてエッジをつけよう」と真顔で言っていたことである。

 以来,5月の檜枝岐にはボードを持っていくことにしたのでした(靴底をスキーにする計画は進んでいない)。
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