鳥海山(笙ヶ岳)
2012-MAY-20
GWから2週ほど経った鳥海山はすっかり春の陽気。
今年は雪多かったみたいだからと期待して笙ヶ岳へ。
時期的にそろそろ人出も落ち着いたでしょと,いつもの遊佐の食堂で朝定をばゆっくり食って出かけてみたら,ブルーライン大平・鉾立間の駐車帯はすでにきつきつ。考えることは皆同じですネ。
koro4,mochaと。
10:30
ブルーライン大平・鉾立間駐車帯
(約1070)
だいぶヤブの起き始めた登り口付近。いつもどおりにとりあえずは進めます。同じくいつもどおりワタシのスタートのペースは激遅,あっという間においてかれます。
一段上げて緩くなる中間部から見えてきた笙ヶ岳,だいぶヤブの島がでかくなって参りました。
笙ヶ岳三峰のふもとまで達して見えてきたいつものお帰り斜面は,下部で雪渓が途切れて,登りトレースのピストンで帰ってくるしかなさそうです。時期的にはまぁ,そうよネ。
途中何度か小休止を挟むも,mochaはなんだかお疲れの様子。「なんだか今日は疲れる一方」なんだそうです。かわいそうに。
最後のひと登りで辿り着いた笙ヶ岳三峰山頂付近からは,東にスッキリ晴れた新山方面の眺望。
12:45
笙ヶ岳三峰
(約1660)
なんだか笙ヶ岳東側の肩はバカバカ割れてて近寄りがたい感じです。
いつもでかい二峰の雪庇は割れ方がハンパなく,棒で突っついたらゴロゴロ崩壊しそうな造形美。
二峰の手前まで足を延ばして東斜面を覗いてみたら,今しがた本峰を落としたと思しきパーティーが鳥海湖方面へ登り返し中の様子。
入るとすれば本峰の南側をしばし落としてからになりそうだし,なんだか雪面も惹かれない感じだし,こりゃ無いかなぁ,と。
三峰の南側で少々風を避けながら三人でお昼ご飯。とっても疲れた様子のmochaが,一転幸せそうです。
人心地付いたとこでお帰り滑走。二・三峰間のいつもの雪渓を。
13:45
笙ヶ岳二・三峰間お帰りドロップ
(約1640)
この時季の雪にしてはまぁそれなりに楽しく落とせたような。ここのロケーションが素晴らしいのもありますネ。
一段落とした先の次の斜面を落とした場合,登りトレースに戻せる確信が無かったので,少々北に横移動して登りトレースへ。
潅木の島を縫うように緩斜面を通過。登り途中に何度も振り返って地形の把握には努めてるんですが,いざ滑るときには若干の迷いがありますネ。
14:25
ブルーライン大平・鉾立間駐車帯
(約1070)
雪面の状態が良いとは言えない中間下の斜面。ほとんどねっぱることも無く,それなりに楽しく滑れたんじゃないかと思いますよぉ。
のんびり片して帰りはM町の温泉で締め。mocha「明日仕事ヤダなぁー」と禁句を発す。