栗駒山
2012-APR-29
GWの時期(いこいの村栗駒より上,終点のいわかがみ平までの道路開通後)にこの山に来るのは初めてです。
2008年の地震以降,東栗駒山のドゾウ沢源頭の様子を確認しておきたかったのですが…。
koro4と。
わりとまったり仙台を発ってきたと思ってたけど,いこいの村栗駒の先の夜間通行止め解除直前に到着。十数台?の開通待ち車両の列に並んだのち,いわかがみ平へ。
一番上の駐車場はまだ1/3ほど覆われた残雪の雪融け水が流れてびちゃびちゃなので,一つ下,避難小屋前のドライな駐車場へ。
良いお天気であったかだし,シーズンインでもあるので,だらだらと且つ念入りに準備して出発。
10:15
いわかがみ平
(1113)
新湯沢がまだ平坦に埋まってるところからさっさと左岸に渡って,東栗駒山への南尾根へ,雪のついてる尾根東側直下(風も避けられる)をまっすぐ。
ここから見る限り,東栗駒山頂直下まで充分雪はつながってるし,なんなら山頂から東に伸びる尾根からでも巻いて行けそうな…。
山頂が近づくにつれ,東尾根はすっかり雪が途切れてヤブに覆われ全然不可な感じであることが明らかに。
そして山頂直下まで雪渓を詰めてみれば,なかなか立派なヤブが起き上がっていて,なかなか難儀な感じ。
地形図上ではほんの少しの距離で登山道のはずだからと様子を伺うも,なかなか尾根上が見えない上,背丈以上のヤブと,かき分けるたびに舞い上がる虫に一旦退却。
koro4のGPSでもほんの10m程度の距離のようなんだけど…,最初から雪の無い夏道に上がっておけば良かったかなぁ〜,うーんと唸ってたら,すぐ上に下山してきたと思しき登山者の姿が。「登山道はすぐだよ。」と。ホントにすぐそこ。
んでは一発頑張りますかとkoro4先頭に再突入。
12:10
東栗駒山山頂
(約1440)
少しの登りで到着した東栗駒山頂。
北のもう一つのなだらかなピークとの鞍部に,ドゾウ沢源頭の雪渓がわずかに見えるので,そのまま登山道を北へ。
ところが鞍部に着いてみれば,雪渓のセの時も見えない。
そのまま登山道を北へ進んで北のピークに辿り着いても同様で,うーん。
さらに北側からまわれば雪渓はつながってるかもしれないと思いつつ,そうだとしてもお帰りの東尾根に雪が付いてる保証も,その先のいこいの村栗駒直下の新湯沢までつながってる保証もないし,全部登り返す気力もないので,この時点でドゾウ沢はキャンセル。
ガッカリしながら風が避けられる岩陰でお昼ご飯。
このまま戻っても滑るトコないので,栗駒山にルート変更です。
北のピークを越えて広い雪渓上へ出たら,西にまっすぐ栗駒山へ。夏道でブーツの裏に付いた泥がきれいになってイキマス。
13:45
栗駒山山頂
(約1440)
栗駒山東斜面には,ところどころ良さげなころころザラメが見られ,少しテンションup。一年ぶりの山行のわりにはサクサクと登って山頂直下。
西に鳥海は見えるかな?と,雪の無い山頂に上がってみたものの,空気が霞んでうっすらとしか…。しかも,せっかく東斜面の登高できれいになった靴底に再び泥が…(二度ガッカリ)。
今シーズン初滑り。
この山の最もオーソドックスなコース。「滑り」と言って良い区間はほんのちょっぴり。
あとは新湯沢右岸のだらだらでガタガタの楽しくない後処理。
登り返しをいとわなければ,滑りになる斜面はまだまだありそうですけどネ。
14:25
いわかがみ平
(1113)
まぁともかく敗退だけは免れたなっと,いわかがみ平に到着して店開き。暖かいのだけは○。
春は素直に鳥海や月山に行ったほうが幸せになれるんだ!と思いました。そんな結論を導き出せたので,結果良い山行だったと言って良いのではないかしらとか思ってみたりみなかったり…。