尾瀬沼

撮りたいイメージだけは持っていながら，しばらく足が遠のいてた尾瀬へ。同行，んだよにゃあさん。

日本海から北東北を通過していきそうな台風のタイミングに翻弄され，結局，夕焼け狙いの8.13尾瀬泊はキャンセル。台風通過後に日帰りの弾丸で行ってまいりました。

前夜19:00仙台発。郡山経由で翌朝4:30桧枝岐村御池始発の沼山峠休憩所行きバス。夜の移動は陽射し無くて涼しく，交通量も少なくスイスイ快適。

道中バラバラと雨に降られテンション降下も，明朝には台風通過後の陽射しがもしかしてあるかもネと淡い期待。ただし，西から間髪入れずに前線接近中につき，午前中で終了ではないかと。

到着した御池は雨こそ落ちてないものの，どんより曇り空で真っ暗，支度中もテンション上がらない。

便所を済ませて始発のバスへ。

片道500円。乗客10人足らず。

沼山峠休憩所で空が薄明るく。

未だ暗い森の中を出発。

沼山峠を超えて下りにさしかかると，降り始めた雨が次第に強く。カッパを羽織る。しっかりウェットの木道が滑りまくってコワイ。

ツリガネニンジンがチラホラ。

さて，陽射しが朝霧をドバっと上げちゃうようなミラクルは起きませんでした。

大江湿原に出る頃には安定した（？）雨模様に。

木道脇にはワレモコウやミズギク，コバギボウシがチラホラ。

沢沿いにはマルバダケブキがワサワサと。なんだかいずれもこの時期にしてはヨレヨレ。

沢を渡ったあたりにいつも咲いてたコオニユリはひとつも見つけられず。ビジターセンター手前のサワギキョウ，オゼミズギクはそれなりに。

ビジターセンターで小休止。

長蔵小屋前にヤナギランと，トリカブト少々。

沼畔に出てみるも，とりたてて興味を惹かれるものも無く。

燧はガスの中。

沼尻休憩所へ移動開始。

浅湖湿原のサワギキョウ大群生は相変わらず。距離の遠さも相変わらず。

木道滑る。コワイ。

サギのギャアギャア言う鳴き声が響く森を抜けると，沼尻平，沼尻休憩所。わりと人多い。

とりあえず沼尻平散策。

燧をナデッ窪から降りてくると見える沼尻平の池塘群（沼尻休憩所からはほとんど見えない）。2002.8.17に歩いた時には見てたはずだけど，こんなにあったっけ？

休憩所に戻ってみたら人も増えて，なかなかの盛況。おやつ休憩。

のんびりしてたら次第に雨も弱まり，空の明るさも増して来たので，再び沼尻平池塘散策。

時間が早く，ヒツジグサは未だつぼみのまま。

コバギボウシ，キンコウカ少々。

ひとしきり撮って，お帰りは往路。

土曜とあって，人が増えてきた。

雨もほぼ上がって眩しい曇り空。少し蒸す。カッパを脱げばまぁ涼しい。

森の中の木道脇にはゴゼンタチバナ。オオバタケシマラン？の実とか。

大江湿原から沼山峠方面へ折れたところで，コオニユリ一輪発見。

往路で気付かなかった。この他にも木道から遠く離れたところにいくらかあったみたい。

沼山峠への登り。雨上がりのツリガネニンジンに雫。

あとはスタスタ歩いて沼山峠休憩所，バスに乗って御池着後，速攻店開き。今頃陽射しが…。

夏山の日帰りは荷物が軽くて良い（ボード無いからネ）。

撤収後，びゅーんと郡山。んだよにゃあさん宅でガッツリおもてなしを受けて感謝感激♪