鳥海山 猿倉コース(七高山)
2008.4.29
連休前半最終日にようやくお天気も回復。KORO4未経験とのことで猿倉からのスタート。
まぁそんな理由があろうと無かろうと祓川を選択する積極的な動機はもはやほとんど無いわけなんだ。だって人すごいんだもん。
9:15
猿倉口出発
(約1010)
いつもどおりすかすかの猿倉口駐車場でもたもた準備して出発。
快晴なんだけど抜けるような青空ではない。
ほぼ無風で暑くなりそうなのがちょい憂鬱。
ほぼ夏道通りの尾根を辿る。
祓川より標高200mほど低いスタートだけど,こぉんなに長かったっけがぁ?と思えるほどの感覚。ひと登りだけで汗だく。
1350あたりから上はフィルムクラストぱりぱりで良い感じ。
しかしここにきて欲しい欲しいと思ってた風が余計になり始める。
前日までに積もったと思しきねっぱりそうな新雪がまだらに現れ始める頃,右手前方に七ツ釜避難小屋が見えてくる。
七ツ釜下あたりから見上げた風景,七ツ釜避難小屋から山頂にかけてアイスクリームにたかる蟻の群れ,山盛りご飯にごま塩かけすぎ,の人出。
こっちのルートは蟻んこ少数につき舐め放題なわけです。
強さを増す風にいくら登り続けても体が温まらずシェル着用。
七ツ釜付近のお楽しみ地形をチェックしつつ上げていくと,次第にフィルムと言うにはやや厚いクラストに成長,所により粉を維持してるぽい新雪が4-5cmほど載っている。
強風に飛ばされたザラメのパチパチパンチが手強い。
さらに一段上げて舎利坂のボトムが見えてきたところでバーンが固くなってきたので,さっさと滑ることに。
お楽しみ地形が誰かにやられてしまわれないかと気が気でないという事情がないこともない。
ここで,西にやや離れた位置に挙動不審のボード二人組の視線を感じる。よっく目を凝らしてみればケンケンとヒデ坊,祓川から上げてきたとのこと。
一緒に猿倉まで滑ろうヨ〜と誘ったが,「こっちから山頂まで上げたことがないので…」おぉそりゃ一度行っておいた方が良い。んでは頑張ってね〜。
12:00
打ち止め
(約1900)
つうわけで,どんどん空が白くなってく中,予定通りKORO4と二人でドロップ。
新雪はねっぱりもしないが走るわけでもない。
その下のやや厚めフィルムクラストをバリバリ割ったザラメの方が快適に走る。
そしてお楽しみ地形。
新雪はやっこくて良いことは良いんだけど,やっぱり下のザラメの方が走る。
お楽しみ後ほぼ登りトレースを落とし,風も弱まってきたあたりで小休止。
弱まってきたとは言えそれでも寒さを感じる程度には吹いてる。
KORO4は,買ってきたでかいメンチカツなんとか言う揚げパンが途中で飽きて具合悪そう。
そう,それってシュワァッとしたヤツのお供に良さげだけど,実はワタシも随分前に買って同様の経験をして以来二度と買わないと決めたヤツ。
熱々揚げたてのを大瓶一本くらいで流し込まないと食えないと思うよ。
小休止後,残りを登りトレースどおりに落とすか,ちょっとトラバースが必要になっけど地形で遊びつつ落とすか相談,KORO4の「滑って楽しい方が良いっ」に二つ返事で後者を選択し,わぁぁいと谷へ落ちる。
その後トラバース,谷へ落ち,トラバース,尾根を落とし猿倉口着。
風はここでも強まっていた。
13:15
猿倉口着
(約1010)