湯の台コース（薊坂）

そろそろOFFかと思っていたところ，久々に休みが取れたらしい超多忙のkoro4から連絡入り，鳥海山は湯の台コースへ。

滝の小屋Pまで上がれんでねーかなと。

朝の大台野から仰ぐ鳥海山は快晴。

清々しい気分でつづら折の道を上げていくと…鶴間池の「のぞき」よりチョイ上で残雪に阻まれ，すでに10台ほどの車がとめられていた。

少々長い歩きになるかな。

出発の支度をしていたら，すぐ後ろに庄内会長さん，そして間もなくOMNNYダンナとヨメさんが現れた。鳥海好き者。

邪魔くさいブヨがたかり始めたので，さっさと出発する。

滝の小屋Pまでの急斜面は沢状に雪が残るものの，滑るには難がありそうで下りも歩きだべなとテンション↓。

おまけにブヨの大群がまとわりついて↓×２。

滝の小屋P東側に向かってトラバース気味に高度を上げ，Pを過ぎて次第に傾斜が緩やかになったところで小休止。

過去経験の無い猛烈なブヨのたかり具合に，koro4壊れて笑い始める。仕事疲れと寝不足と空腹が追い討ちを掛けてるみたいだ。

快晴だった空には雲が現れ，お山の上部はガスにまかれ始めたが，予想気圧配置的には心配してなかったので，そのままマタフリ沢右岸の雪渓を登り続ける。

ちなみにマタフリ沢と荒木沢の雪渓はまったくつながっていなかった。

小屋上の急斜面が一段落したところで，先行していた庄内会長さんと合流。以後，行動をほぼ共にする。

この頃からようやくブヨに解放される。

マタフリ沢源頭から上の広大な雪渓は東よりにルートを取って薊坂を目指す。

相変わらずガスはあるが，時折青空と稜線が見え隠れして少々テンション↑も，陽射しはやっぱり熱く↓，次第に深くなる縦溝に↓×２。

ガスでゴールの見えない歩きは長い。

時々koro4を振り返ると，ほとんどその目は閉じられ夢遊病のよう。本人曰く寝てたんだそうです。

ふと斜度が上がって間もなく雪渓終了，薊坂下に到着。

ガスがかかっている以外は天候も穏やかだし，飯食ったり昼寝したりしてガス上がんの待ちますか。

koro4はホントに爆睡してた。

付近をうろうろしていたらにわかにガスが上がり始める。

んでは参りましょう。

縦溝斜面ながら，面は広大だし斜度もたいして無いしで，登りで危惧したほどでもなかったかな。

庄内会長さんは見違えるようにアグレッシブで安定感のある滑りでした。コソ練してた？

マタフリ沢源頭あたりまで落として上を振り返ると，一本東側の雪渓に人影二人。のちにOMNNYダンナとヨメさんと判明。

マタフリ沢右岸の比較的縦溝の少ない快適バーンを落として滝の小屋P東側を通過，さらに道路に阻まれるまで落として打ち止め。

にわかにたかり始めるブヨに追い立てられるように歩き装備に換装後，ガタガタの残雪をさくさく歩いて駐車場所へ。

最近ブヨには強くなったような気がするな。

撤収後は三人で鳥海山荘の風呂，酒田に降りて庄内会長さん宅で鳥海を眺めながらﾏﾀﾘ，居酒屋阿部鮮魚店コースで締め。幸せ。