東栗駒山

天気も悪くなさそうだし県内のお山かな〜。

そこへ久しぶりにabe君から連絡。

んでは東栗駒ドゾウ沢，条件いがったら本峰見さ行くべと，abe君拾って未明出発。

いこいの村栗駒到着時点で，この付近の少雪も実感。

支度を終えて出発する頃には日の出を迎えた。

魅惑のライティングに，出発直後しばし足止め。

道路から逸れて取り付く最初のブナ林。

ヤブが邪魔して素直に上げられず右往左往。今冬，埋まんねんでねーかしら。

一段上がった道路上から望む東栗駒方面，東向きのオープンには明瞭な破断面とデブリ。

新湯沢支流にも盛大なデブリ。源頭は良さげなんですがね。

つづら折の道の北端をつないでいわかがみ平へ。

避難小屋とレストハウスは少雪に関係なく盛大に雪の吹き溜まり。いっつも風強いから。本日も強めです。

東栗駒方面は視界バッチリだが，本峰は真っ白な雲の中。

途中一緒になった地元の山スキーヤーと一緒に避難小屋で様子見。

気圧配置的には，小さいながらも高気圧直下なんだけどな〜。

しばらく歓談の後，外をうかがうも状況はほぼ一緒。

本峰は捨て，東栗駒への尾根東側を辿ってドゾウ沢へ向かう。

東栗駒山三角点から東に延びる尾根を越えると，ドゾウ沢源頭のでっかい眺め。急激にテンションup。

ちなみに山頂直下を巻いたabe君，猛烈爆風ﾃﾞｽﾖといつもの通りcoolに笑ってる。

核心部まで横移動。

思いっきりパックされた雪面はスキー場の圧雪ゲレンデの如し。

ワタクシ，もう一本北側の尾根を落として撮影場所確保。

撮影準備完了後abe君にGOサイン。

核心部はふわっと柔らかだったようで，そこそこスプレーも。合流後のabe君ご機嫌。

コチラから見上げた源頭，核心部以外にも良さげなライン多数。

さらに少々沢を落とし，abe君若干登り返して遊ぶ。

深い粉は無いものの，この広大なロケーションは楽しい。

ちなみにabe君，最後に板を散歩させ肝を冷やす。

ドゾウ沢からのお帰りは，東栗駒と1220峰の鞍部目指してトラバース。

途中見上げた斜面にもライン多数であった。

1220峰は西にドゾウ沢源頭を望む格好の展望台で，南側にはいわかがみ平からいこいの村栗駒，新湯沢一望です。

1220峰より新湯目指して東にトラバース気味にブナ林を落とす。

雪はだいぶ重くなったものの，割と快適に走る。

少々ヤブがうっとうしく感じられる部分もあるが，想定の範囲内。

順調に新湯に降り立ち，新湯沢渡渉後，いこいの村栗駒への少々の登り返し。

いわかがみ平ピストン敗退だと寂しい栗駒山も，横に足を伸ばせれば割とデカイ山行になりますね。