岩木山・岳コースB
2007.1.1
10:00
岳
(約470)
少々出遅れたが岳温泉より入山。鳥居をくぐる。
引き続き同行は撮影機材アドバイザkatz氏。
しばらくは地形が埋まりきらず,所々小さな沢を渡りながらの歩きながら,青空の下広い切り開きで気分はいい。
それにしてもアドバイザ,歩くの速ぇーこと。
羽黒方面からの道を合わせると例の如くキャットの跡あり。ラッセル無しっつうことで良しとす。
意外にもこの先は断続的にヤブだらけの道。
キャットがなぎ倒したヤブも元気に起き上がって道を狭くしている。滑りに難儀しそう。
途中ヤブの合間から覗く山頂方面はスカッと雲が取れてきた模様。
好天はありがたいが気温上昇はイタイ。
2005年の山行に比べるとやたら長く感じる登り。なかなか調子の上がらないハイクにもどかしさを感じつつ黙々とお勤めをこなしてたら,にわかに陽射しが失われてきた。
粉が保存されんなら好都合,滑っときだけお願いします。
やがて広いブナ林の直線。これまた長く感じる。景色の変わんないハイクは応えんな。
直線を終えてやや上げたところでキャットの跡が無くなり,この先二人分くらいのスキーのトレースが上を目指している。
ここで大休止とザックを下ろしたら,アドバイザはそのままほいほいとラッセル開始。なんだか実年齢以上に年の差を感じちゃった。
呼吸が落ち着いたところで追跡開始。
このあたりから次第に木々には氷が付着し,寒々としたモノトーンの風景。今年も冬山に帰ってきたな〜とプチ感傷。
またまたやたら長く感じるキャット終点からのハイク。こんなに長かったっけか〜?トレース追わせてもらってるにもかかわらず,ハードラッセルだった2005年より苦しい。
ようやく視界に鳥海山のゴリゴリした氷の山肌が入ってくると,美しいブナ林の上空にはいつの間にか青空が見え隠れ。
一本沢状を渡り,そのままトラバースすると湯ノ沢右岸はオープンになっているはずだったが,ヤブに阻まれまっすぐに上がる。
13:00
8合目直下
(約1220)
やがて森林限界を超えると岩木スカイラインへ合流。
観光リフト下駅のひとコーナー下でハイク終了。
やはり上は氷の世界。
リフト沿いに上がるスキーヤーが二人確認できる。
山越えして大黒沢,の目論見は,弥生から見る限りヤブだらけの状況につき既に却下(つうか体力持たね)。
湯ノ沢も同様につき,登りの切り開きを素直に落としていくことに。
やや雲が多目ながら光もあって,撮んなら今だべとドロップ。粉はやや重め。
13:10
ドロップ
登りのトレース脇の沢状や少々のオープンはなかなかFun。
その後沢状を渡り尾根上ウェーブをどんどん落とすと斜度が緩み,重い雪にスピードも乗らず。
キャット跡で加速しブナ林へ,みたいのを繰り返す。
滑んのは無茶かと思われたヤブ区間もなんとか突破し,羽黒への道を右に分けて左の岳温泉方面へ。
ここも登りのトレースを使って加速。結局スタート地点近くまで稼げたな〜。おつかれちゃん。
14:00
岳
(約470)