栗駒山・世界谷地

2006.6.29

スカッと抜けた梅雨の晴れ間。

過去一度訪れたときには生憎のお天気で様子がイマイチ分からなかった世界谷地へ。

麓の駐車場までの道の空気がメチャクチャ気持ち良く,窓全開でまったりドライブ。

きれいに整備された駐車場に車を置いて,緑濃い匂いの空気を深く吸い込むと,その場にぶっ倒れそうなほど気持ちいい。

8:00

駐車場出発

(約650)

撮影機材はフル装備で山道へ。

とは言え,湿原までのアプローチはトレッキングと言うには及ばず,気軽なお散歩程度のもの。

第二湿原(上田代-下谷地湿原)への道を右に分け,左に進むと間もなく第一湿原(下田代湿原)。

8:15

第一湿原

(約670)

木道が敷かれた明るい湿原には,正に今が見ごろのニッコウキスゲが木道の両脇に群生。

少し進むと木道は湿原内をぐるっと一回りするロノ字型に敷かれ,辺り一面にワタスゲとキスゲが群生。

そこから北方に視線を上げると残雪の栗駒山。

デッキにザックをおろし,カメラとレンズだけ持って木道をぐるぐる。

なんぼ撮っても飽きないわ。

んでも実はこの日,結構風があって花の静止待ちにだいぶ時間を要した。

平日の朝とあって人もなく,これ幸いと木道に寝そべって休憩。

清浄な空気と花とキレイな山の景色。

9:20

移動開始

やがてポツリポツリと人が現れだした頃,第二湿原へ移動開始。

しばらくは静かな森の中の散策。

人工音が皆無な非日常の世界。癒されるわ〜。

9:35

第二湿原

(約700)

ほどなく到着した第二湿原。

こちらの木道脇にもちらほらとニッコウキスゲ,ワタスゲが見られるが,第一湿原ほどの規模は無く,わりと地味な印象(写真割愛)。

木道も結構傷んでる。

南北に細長い湿原を一往復。

10:00

下山開始

引き返す頃には次から次へと人が現れる。

平日にもかかわらずわりと盛況なんだな。

年配の夫婦が多い様子。

10:20

駐車場到着

(約650)

すっかり満たされて下山。

結局駐車場は一杯になっていた。

平日でこの調子だと休日はいったい…恐るべし世界谷地。