鳥海山 吹浦コース（笙ヶ岳）

連休3日目は鳥海山3日目！

同行はじゅんぺちゃんとまおう殿。

予報では前半悪そうだったものの，明けてみればすかーんと青空！またまた笙ヶ岳と相成った。

遅い出足にもかかわらずブルーラインの吹浦口付近はわりと車も閑散としていて拍子抜け。

雨の予報のせいかな？しめしめと車をとめたら，じゅんぺちゃん曰く，この先の駐車場にとめるんだそう。そいつは知らなんだ。

後を追ってたどり着いたそこにはたっくさんの車がひしめいていた。

なんとか工夫して駐車し，バババッと支度を済ませていざ出発。

やっぱ空は青くねーと！

幾分こちらの出だしの方が吹浦口より緩い感じで助かるが，何しろ強い陽射しでたちまち息が上がる。

同い年のじゅんぺちゃん，精が出るなぁ。

まおう殿は階段で寝たつけがまわってきてタイヘンだるそう。風邪ですな…幸か不幸か？今の彼のペースならついて行ける。

途中の斜面でボードを履いたパラグライダーが風待ち。

なかなかうまいこと風が来ないようであるが，ボード履いてるのって意味あんのかしらん？？（多分あんだべな）

ひたひたと高度を上げて斜度が緩んでくると吹浦口からのルートと合流。

振り返ると低層の雲が絨毯のように足元を覆って庄内平野や日本海はちっとしか見えないが，これはこれでイイ気分。

久しぶりに仰いだ空の青さ，写真の撮りがいがある。

笙ヶ岳三峰手前のでっかい雪庇に「ナントカシテヤリタイ」とまおう殿。飛ぶのか？（笑）

雪はフィルムクラスト形成過程？中フサフサ，表パリパリな感じで悪くない。

笙ヶ岳三峰と二峰の間を目指して最後の坂を詰めると，お目当ての笙ヶ岳東面へ。

ただしこのあたりは一昨日三峰から視認した限り，思いっきり張り出して崩れかかった雪庇が連なってヤバいはず。

荷物をデポして雪庇の小さい笙ヶ岳まで尾根伝いに偵察に。

途中南西方面にはだいぶ雲の取れてきた庄内平野と日本海が望め，その高度感が爽快。

笙ヶ岳にたどり着いて振り返り見た二峰は…やっぱりヤバい。

本日のドロップポイントをここ笙ヶ岳本峰に決定し，デポした荷物を取りに戻る。

じゅんぺちゃんはそのままビデオ撮影のため三峰まで。

まおう殿とワタクシでドロップポイントへ。

若干落としたところで撮影のためお先にドロップするも，初めはスパッと切れ落ちているので緊張。4ターン分ほど落としてカメラを構える。

まおう殿ドロップ。

相変わらず躊躇の無い思い切りのよいドロップ。コワイコワイ（笑）

直線的且つでっかいターンも，そのスピード感をマヒさせるほどの斜面のでかさ。

ボトムに達したところで三峰からやってくるじゅんぺちゃんを待つ。

それにしてもすんごいロケーション。

鍋森を取り囲むように笙ヶ岳から二峰，三峰，扇子森とその奥に新山と外輪山の眺望。筆舌に尽くしがたい（そもそも文才が…）。

さて，ほどなくたどり着いたじゅんぺちゃんドロップ。

彼の滑りは教本のように美しくスムースで，人は見かけによらないことの例えのようであった（←インギンブレイ）。

んで，最後にワタクシ。

わりといい雪ながら，その斜度にビビってつまづき，ドリフトターンを刻んでボトムへ。

結局，振り返ったトラックを確認すると…

まおう:4ターン

じゅんぺ:7ターン

ワタクシ:13ターン

高度差約250m。

まおう殿，単純計算では標高差1000mを16ターン（笑）

さて，一昨日とほぼ同行程で笙ヶ岳三峰への登り返し。悦楽の代償。

風邪で体調の優れないまおう殿，途中交代してガシガシステップを切る（←んでもほとんどおんなじスピードだった）。

じゅんぺ・まおう両名とも三峰山頂まで登り返すつもりは無かったようだが，photographerのわがまま。三峰直下まで登ってもらって日本海バックに撮影させてもらった（んでも，なんかうまく撮れなかった）。

午後の陽射しがぎらぎらと反射する日本海めがけて爽快なクルーズを満喫したのち，夕日待ちをと考えていたが，まおう殿の体調を考えてそのまま下山。

最後のまとまった斜面へ。

滑りもさることながら，撮影がめちゃめちゃ気持ちいい！期待に応えてくれるなぁ。写りて〜んだろーなぁ（笑）

超快楽の笙ヶ岳を〆。

まおう殿，体調不良のところお付き合い頂きありがとうm(__)m

んで，下山後の温泉はまたまたあぽん（だったよね？だったっけか？）。

気持ちよければそれで良い。

山行3日目にして，1GB×2のメモリ残量が怪しくなってきたので，電気屋でDVD-Rを購入。

じゅんぺちゃん宅で焼いて1GB 解放。

して，その晩はそのまんまじゅんぺちゃん宅にお世話に。

近所のすし屋にてビール＆焼酎で満足。

じゅんぺちゃんの奥さんも楽しい人，「宿敵，仙台！（サッカー）」を連呼（笑）。

感謝感謝の連休3日目であります。