鳥海山 祓川コース(七高山)
2005.5.1
連休二日目はマコリン&エリさんと一緒に三人で祓川から七高山へ。
昨晩そこそこ飲んだにもかかわらず,さわやかな目覚めだ(ったような気がする)。
空はやや白っぽいが山頂までお山の様子はばっちり。
6:35
祓川出発
(約1180)
ゆったり朝飯を済ませて祓川出発。
相変わらず軽快なスピードのマコリン氏と,ほぼ変わらないスピードのエリさん。
あちこち撮影しながらマッタリ(してるつもりも無いんだけど)してるとたちまち点になる。
多雪とは言うが,ここ最近の黄砂で雪融けも加速しているのか?祓川神社の上の台地の雪渓は,もはや途切れそうなほどヤブが起きだしている。
7合目の御田まで一汗かき,七ッ釜避難小屋への急斜面は東隣の雪渓から巻いて,8合目大雪路へ。
昨日よりは幾分青い空の下,時折り見え隠れする山頂を目指してモクモクとハイク。
山頂付近,ガスがかかる時間が長くなってきたのが気がかり。
8:30
9合目氷の薬師
(約1850)
長い大雪路を詰めて氷の薬師あたりで一休み。
わりと風があって寒く,シェルを羽織ってうろうろ(←記録)。
休憩後は長い長い舎利坂。
どこまでも広くフラットなバーンを,先行者が切ったステップを頼りにもくもくと上げる。
9:35
七高山山頂
(2229.2)
うつむきながら歩いていたらなんだか視界がなくなって…。
たどり着いた七高山山頂はすっぽりガスの中。む。
とりあえず燃料補給しながら様子見。
風も9合目付近よりは穏やかで,天候回復待ちはさほど苦痛でない。
ガスも非常に薄そうな明るさ,臨戦態勢で待つことおよそ30分…きたきた。
ぶわっとガスが取れて視界がクリアになったところでドロップ。
10:05
ドロップ
面はやや固いが,舎利坂のデカさは些細なミスも帳消しにしてくれる(←アイスバーンだとタイヘンだが)。
氷の薬師方面には下りず,まっすぐ七ッ釜を目指してフラットな面をどんどん落とし,途中七ッ釜避難小屋方面へトラバース。
避難小屋下の斜面をドカーンとやり過ごすと祓川まではあっという間。
この標高差1000mは快感。
10:35
祓川駐車場
(約1180)
すっかりポカポカ陽気の祓川駐車場。
ともかくウェアもブーツも放り出して脱力。
ふにゃふにゃになりながら駐車場でマッタリ…していると,マコリン氏の七輪登場。
昨日酒田で入手したホッケとアジの干物,その他の食材を焼き焼き。
気温もうなぎのぼりで祓川駐車場は海辺のような陽気。
そう。昨晩冷え冷えの寒空の下,ビール500缶を三本も空けている場合でなかったのである。
幸い,マコリン氏よりご馳走になって絶頂に達す。
干物も酒もロケーションも,すべてがサイコー。
その後,あっという間に空いた穴を埋めてあまりある絶妙のイベントを経て追加の酒を賜り,絶頂ここに極まれリ。
ゆるゆると過ごしたのち,温泉はフェレスタ鳥海(500円)。
ワタクシャ初めて入りましたが美しくてたいそう立派なホテルで。
山奥にあるとはいえ連休の鳥海山麓,イモ洗いは必至と思われたが,意外やガラガラで拍子抜け。
とろっとしたお湯を堪能させていただいた。
マコリン&エリさんとはここでお別れ。
祓川駐車場でのマッタリ贅沢な時間に感謝ですm(__)m
さて,今宵は酒田,庄内チームはじゅんぺちゃんにアタック!気まぐれな行動にもかかわらず時間を割いて頂いた。
某所で待つこと十数分。
なんだか前を通りかかった車のねーちゃんが手ー振ってニコニコしてる…逆ナン?と思ったら,前にちょっとだけお会いしたじゅんぺちゃんの奥さんであった。
その後,奥さんともどもまおう邸近くのホルモン屋で飲みセッション。ん〜んめがった,塩ホルモンと子袋とジンギスカン。
そろそろキマってきたところで,最近とみに忙しいまおう氏宅へみんなで押しかける(話は全然覚えてない)。
明日の山行の打合せをして(たっけ?)お開き。
またまたまおう邸にお世話に。
ほとんど記憶喪失だが,「ちょっと電話してきます…」と言って部屋を出たまおう氏は,階段で気絶していたようである(後日談)。