TOP>山行記録[山別日付順]>月山
2002.5.3 月山
8:34
今シーズン初となった月山。
同行のtoco氏はすでに満喫していたようで,到着するなり,すげぇ雪解けた,少ねぇと盛んに訴えかける。帰るまでずっと言っていた。それより,予想はしていたものの,この黄砂でまっ黄色な雪面がちょっと残念。

9:21
5月はじめにしては,やっぱり雪が少ない。あんまり寒くなかったのと,雨が多かったせいだろう。
それにしても高いリフト代,1回券560円(ちなみに1日券は確か4千5〜6百円),しかもTバーリフトは別料金。

リフト降り場から少し上がり,月山を望むと,写真じゃ見づらいけど,連休中とあって,今までに見たことのないものすごい人出。
ゲレンデが込み合っているのは分かるけど,ハイクアップ組もこんなに多いと,なんだかストイックじゃないなぁ。
雪面は雨のせい?で下流に向かってかなりの溝が掘れ,縦じま模様が描かれている。遠目には綺麗なその模様も,歩くのはタイヘン!

10:40
空がちょっと白いけど,天気は悪くない,っていうか結構いい。牛首の尾根に取り付くと,空気が霞んでるかと思いきや,鳥海山が裾野までよく見えてた。これは初。先月登ったかの山は素晴らしかった・・・。

11:15
鍛冶月光上部から下を振り返る。
ここでも山スキーや山ボードや登山客がいっぱい。でもほとんどは板をこのあたりにデポして山頂を目指す。
大雪城まで滑りに行く人は,これだけの人出でもごくわずか。ここから山頂まではほとんど雪がついてないしね。

11:52
月山山頂小屋付近,このへんはほとんど夏山の様相。
山スキーのオジさんが苦虫を噛み潰したような顔で聞いてきた。
「ここまで板を背負ってきたってことは!?」
そぉっすよ!山頂東側の楽園を滑るためっすよ!。

12:02
同行のtoco氏はすでに制覇していたが,僕は初めて。雄大な葉山を前に,すでに制覇した気分。
山頂での倒立に精を出すtoco氏はこの写真の前に倒立に失敗し,ほっぺたをすりむいてました。カワイソー。

13:24
山頂避難小屋裏で昼飯を食い,山頂東斜面,大雪城滑降開始。姥ヶ岳から牛首にかけての溝よりだいぶマシだが,こちらも溝が掘れててやや苦労する。
それにしても,そこにいてさえ遠近感が失われるデカイ景色!写真じゃまったく伝わりませんな・・・。左上部の黒い点は人です。

13:36
だいぶ降りたので登り返す。今日はこの1本で終わり。

14:37
山頂に登り返して,休憩。景色は素晴らしいの一言。
山の西側は切り立って荒々しい感じ。反面,東側大雪城や北側の弥陀ヶ原に至る斜面はなだらかでおおらかな山容。

15:16
雪のない月山山頂直下を下る。
この鍛冶屋敷越しの山並みがすきですねぇ。

望遠で姥ヶ岳を。
これでも分かりづらいが,相変わらずの人出。

15:53
柴灯森付近から月山を振り返る。
やっぱり凄い溝だ!滑るのも一苦労。トラバースは最悪で,すぐに足がパンパンになる。

下は姥ヶ岳。

16:30
姥ヶ岳のゲレンデを滑り降りて終了。
さすがにゲレンデはたくさんの人が滑ってるので,溝もなくて快適。よく滑るのでした。

帰りはまたしても西川の水沢温泉に,といきたいとこだったが,行ってみたら凄い行列!イモ洗い状態は想像に難くなかったので,月山ビールだけ買ってここをあとにする。
その足で河北町のナントカ温泉(ゴメンなさい忘れました)に行き,うわさのラーメン屋で油麺を食って(あれ?順番逆だったかな?)満足したのでした。

来シーズンはもっと早く雪のいいときに大雪城に行かねば。
TOP>山行記録[山別日付順]>月山