岩木山・弥生コース

弘前で桜と酒を愛で，ついでに岩木山で春スキーバス利用のラクチン山行を二日やります。同行koro4。

1日目は，予てより行ってみたかった大黒沢。

下山口に近い大山祇神社付近に車をデポ，青森県道30号岩木山環状線まで徒歩で降り，弘南バスの春スキーバス臨時停留所「弥生」からバス乗車。

• 11:00a.m.「弥生」発，11:55a.m.「スカイライン八合目駐車場」着（1,440円）

※「2014iwakisan_ski.pdf」参照。

鯵ヶ沢スキー場からやってきたこのバスは，先客一人のみですっかすか。しかし，「岩木山神社前」「百沢スキー場」「岳温泉前」「スカイライン入り口」で続々と乗り込んでくるスキー客で，結局ぎゅうぎゅうの満員になります。

長い九十九折れのスカイラインを上がって到着した八合目駐車場。九合目までの登山リフトは運転しておらず，ここからハイクアップ。

鳥の海まで先行トレースがっちりのトラバース。

鳥の海から岩木山山頂方面は，雪が着いてたり無かったり。夏道沿いに少々上げると，鳳鳴ヒュッテ。

休憩後，ガレ場の急登，おみ坂を頑張って上げると雪上に。

ここから山頂東側を巻いて，岩鬼山方面へトラバース。

ふと見上げると，山頂からスキーの一団が百沢方面目指してドロップ。このうち，我々の直上のラインを取った一人のスラフを盛大に食らう。あれでしょうか，林間の滑走でナゼか立ち木に吸い寄せられる現象。

さて，よきところで板を履き，ぐんぐんトラバースして山頂東側に回り込むと岩鬼山。

いよいよ大黒沢が見えてまいりました。でかくて広いですが，月山，鳥海山辺りの景色を見慣れていると，さほど感動はありません。

では参りましょう。

人の入りも多いので雪面荒れ気味。なるべくノートラックの面を選びますが，それはそれでねっぱり気味。

あっ！つー間に沢のボトムに達し，しばらくはまだそこそこ広い沢底を落としていきます。

次第に沢が狭まり，沢が口を開け始めると，延々と右岸のゆるゆるトラバース。

もう沢山だなぁと思っていたら，夏道が左岸に渡るポイント辺りに。

左岸に渡って，ようやくフラットな地形だ♪と思う間もなく雪面薄く，藪も起き始めて狭くなってきたので終了。板を背負って下山です。暑い。

ほんの少しだけ雪の繋がる狭い登山道。途中，ボーダーの一団が元気に滑り降りて行った（すげぇ）。

一度経験できて良かったが，下のトラバースが長すぎて，もう一度，とは思わなんだ。

風呂入って，弘前城でチラッと桜見て，繁華街で酒飲んで寝たら，明日は百沢コース。