湯殿山・西の平
2009.4.18
koro4と酒田のあじとに向かうオプションとして,人が居なくて好印象の湯殿山北西エリア,湯殿山ホテルから。(月山スキー場がオープンしちゃうと,湯殿山南東側はもう人が多くて個人的に×)
昨季,仙人岳から眺めていた湯殿山南西に派生する西の平北西面の沢がなんとなく良さげに見えたので,目的はソコ。
春にしてはやけに空気の澄んだ快晴の下,目論見通りすっからかんの湯殿山ホテル前駐車場に車を置いて出発。
8:30
湯殿山ホテル
(745)
昨季の一カ月遅れとは言え月山エリア,まだまだ雪は多いべと楽観していたら,最近の陽気が雪解けを加速させているのか,だいぶ雪少なくヤブ濃い印象。
目的の沢に達するまで,雪に閉ざされた旧R112を南南西に辿る。
人の入りはあるようで,最近のものと思しきスキーのトレースが数本。
目的の沢にかかる橋の手前,小さな湯殿山観測所の建物前から,沢右岸の登高開始。
若い木の混みあう部分と開けた部分とが交互に現れる。このエリア独特。お帰りの滑りも特に困らなそう。ただ,仙人岳方面同様,地形は細かで複雑。
9:25
池のある台地
(約920)
ギラギラとした太陽の照りつけるハイクアップでクソ暑いのに,ちょっと止まると「サムイ」とkoro4。過労による体重減で皮下脂肪落ちたか?
およそ標高900m,池のある台地に上がると,目的の沢の全貌が明らかに。思ったよりヤブ濃い。昨季見た印象とだいぶ違うナ。来季遅くとも3月までには来なければ。
沢左岸に上がり,最後のハイクアップ。
東に湯殿から仙人岳,背後の品倉尾根,振り返ると庄内平野と日本海。見晴らしが良い。
この界隈,いろいろラインが取れそうな気がする。
10:45
西の平
(1150.5)
徐々に斜度が緩んで立木が無くなると,間もなく吹きっさらしの西の平。
360度の見晴らし。湯殿南面は雪解けが進み,パカパカとクラックが入って大変そう。
しばしおやつ休憩。
koro4がサムイサムイと上着を羽織る。
さて,そろそろ行ってみますか。
11:25
ドロップ
お目当ての沢は沢底にヤブも出始めてんので,若干左岸よりの開けた斜面から入る。
なかなか柔らかザラメで快適です。
ツリーも好きヨと言うkoro4を追ってどんどん落とし,900の池で少々歩く。
ここはテン場兼撮影地点としても良さげだが,できれば滑走時には巻きたいとこだナ。
うねる地形をさらに落とすと,あっという間に旧R112。
12:00
湯殿山ホテル
(745)
ゆるゆるの道路を何とか半分以上は滑り,残り少々を歩いて駐車場。
相変わらずすっからかんの駐車場に即店開きしてマッタリ。春はこれが出来て良いネ。