一切経山

2009.4.13

9:30

浄土平

(約1580)

磐梯吾妻スカイラインが開通(4/8)したんでabeくんと。

相変わらずクソ高い通行料金(普通車1570円)のうえ浄土平でさらに駐車料金(普通車410円)まで取られてはかなわないので,いつもどおり兎平駐車場へ。

お天気は申し分ないが,もう少しで心が折れそうな風の強さ。

少々道路を歩いて浄土平へ。

東側山腹から噴煙の上がる一切経山は,その周辺の山肌が硫黄色に染まってキッタナイ。

撮影にご執心

10:25

酸ガ平

(約1760)

積雪量的には充分な浄土平をつっきって,蓬莱山と一切経山の間の沢を酸ガ平へ。蓬莱山東斜面はいつもどおりお帰りが楽しみなゲレンデになっている。

酸ガ平から西に望む前大巓の東斜面は,楽しそうなトラックですでにギタギタ。

酸ガ平避難小屋をスルーして一切経山へ。

浄土平からの夏道が合流する付近で,雪の付かない夏道に入る。背後に見えてきた鎌沼は,うっすらと水色が浮いてきた雪に閉ざされている。

酸ガ平,(右)鎌沼,(左奥)東吾妻山

意外にぬかるむ一切経山山頂までの夏道でブーツが泥だらけになりテンション↓

東側眼下に見えてきた吾妻小富士は,お釜内部北東面に少々残雪が認められる程度で,滑走には適さなそう。

稜線眼下に吾妻小富士

11:15

一切経山

(1948)

西に吾妻連峰が一望の山頂を越え,わくわくしながら北面を覗き込むと…。

吾妻の瞳,五色沼はうっすら水色の雪(←きれい)に覆われ,畔の雪が割れ始めていた。

五色沼と家形山

12:00

ドロップ

(約1870)

abeくん,福島出身ながら五色沼は初めてだそうです。一度夏に見てくれ。今日みたいな快晴の日に。ほんっとに気持ち悪いぐらい青いから。

んで北面だけど,山頂直下からはつながってないんですね,雪。けっこう縦にヤブの帯が連なってるし。

ドロップはまとまった面が畔までつながる西側の肩から。素晴らしいロケーションではある。

沼の対岸から撮ってみよっかな〜とお先にドロップ。

地形は楽しいんだけど雪が…ねっぱった。

(約1740)

12:05

五色沼

(約1750)

畔に達して沼を半周,辿ったのは割れ始めた雪の外側ながら,足もとがビシャビシャ言って心許ない感じ。

12:15

五色沼北岸

(約1750)

対岸に達してabeくんドロップ。

遠すぎてなんだかよく分からん。

北面ながら季節的に陽も高くて光ぺったりだな。

abeくんが降りたところで,さらにもう半周てくてく。

雪のある時期にしか見られない景色が嬉しい。パラダイス。

一切経山北面
家形山南面

13:00

登り返し

風も穏やかなお釜の中でマッタリしたのち登り返し。

ドロップ地点から一切経山の西を巻いて1928峰へ。

(左奥)家形山,(右)一切経山

13:55

1928峰

(約1900)

1928峰南面のスロープを酸ガ平まで。

まぁまぁのロケーションだがややねっぱり気味。

バックは鎌沼

14:25

蓬莱山

(約1780)

五色沼で結構時間食ったんで,前大巓を省略して蓬莱山へ。

トップから浄土平への東面のスロープは,陽も西に傾きはじめて良さげな光が(もうちょい遅くてもいいな)。

足もとのザラメも適度に緩んでいい感じ。

噴煙上がる一切経山をバックに,abeくんお先にどうぞ。

蓬莱山のスロープ

続いてドロップしてみたら,期待どおりに走るふかふかザラメで,今日随一の滑り。

登ってきた沢のもう一本南側の沢を落として浄土平へ。

15:05

浄土平

(約1580)

(左)蓬莱山,(右)一切経山

ここは天気さえ良ければ割とお手軽で悪くないんだけど,通行料金が高いので年に一度でいい。